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毎年、赤坂ぶがりのおしLIVEでお世話になっています
つちだきくおさんの楽しいイベントです。
みなさん、お誘い合わせの上、行かれてはいかがでしょうか。
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つちだきくお H.P
うちの祖父のお話。
親父の親父ね。西表島の。
僕が中二の時に亡くなった。
もう30年も前。
当時の人にしてはものすごく背が高くて(185cmくらいだったかな)
靴のサイズが30cm。
すごいガタイのいい人だった。
町議員やったりしてたらしくいわゆるリーダー的な存在だったそう。
とても厳格な人で、うちの親父、その兄弟も「ただ、怖かった」と。
その反面、噓みたいな面白エピソードの持ち主でもあったそうな。
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今から数えると約60数年前。
電気とかも不十分だったと思う西表島。
扇風機とかクーラーとか冷蔵庫とかそんなものあるはずもない
ひと昔前の熱帯地方の島。
そんな島に明るいニュース!が舞い込んだ。
「あのよ、石垣に、石垣に行けばよ。
つめた〜い、冷た〜い、お菓子みたいな。
あま〜い、甘〜い、のがあるらしいよ。」と。
「うそだろ」と。
「いや、ほんとらしい」。
「じゃ、石垣に行ってみよう。買ってくるよ」と。
石垣に買いに行った。
アイスキャンディーという名前だった。
割り箸に氷砂糖がくっついた。
この世のものとは思えない程、あまくて、そして冷たかったそうだ。
感動した祖父は
「この冷たいお菓子を、島の、西表島の子供達に
食べさせてあげたい!」と。
数十本買い、西表へ。
一方、西表では子供達が船の到着を待ちわびて港でお迎え。
「買ってきたどー。これがアイスキャンデーどー」と。
子供達の嬉しそうな顔。
俺はやったぞと。
しかし、ここは南国の亜熱帯である。
冷蔵とか冷凍とかそんなもの無い時代である。
ましてや今の時代のように保冷剤なんて論外である。
、、、、、、、。
袋のなかには、ただただ、むき出しになった割り箸があったそうだ。
数十本。
すべてとけてしまって。
、、、、、、、。
ただの昔の話だけれど。
しょーもない話だけれど。
少しだけ、ホッとするというかさ。
今のこの時代。
あの震災があってゲンパツがああいう風になって。
電力が足りないとか、いや足りてるだろ。とか。
ゲンパツどーすんの?みたいな。
節電問題とかね。
深刻な問題、本当に行き詰まった時代になってしまって。
もちろん、この話のような昔にはもう戻れないしね。
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じいちゃん。
あの時。あの頃。
こんな未来になるなんて思ってもないよね。
ぼくらは、とてつもなく、重く
目にも見えない、汚染された空気と
先の見えないこの国の現状と共に
歩んでいくことになりました。
あのときのアイスキャンディーのように
この現実がすべて、とけて無くなればいいのに、、。
と思うときもあります。
ある意味ひとりひとりの問題だとも思います。
迷ってしまって
わからなくなっている人がいっぱいいます。
ぼくもそのひとりです。
でも、あきらめないのです。
じいちゃん。
あの、あま〜いアイスキャンディーの割り箸には
潮の香りがついてたそうですね。
今はいろんな味のアイスクリームがありますが
さすがに、潮味はないと思います。
南の島のむかし話は今おもいだしても
ぬるくてちょっとしょっぱいですね。
また思い出したら書きますね。